マンポと呼ばれる理由は?語源は方言でトンネルという意味?

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「マンポ」というのは
鉄道や天井川の下をくぐったり、
素掘りで農業用水を通したりする小規模なトンネルの事です。
「千と千尋の神隠し」に出てきた、ちょっと神秘的な感じが漂うトンネルですが、
何故、マンポと呼ばれるのかチェックしてみましょう!

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マンポとはどこの言葉なのか?

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「マンポ」というんは滋賀県南部を中心に使われている呼び名だそうで、
滋賀県北部や三重県などでは「マンボ」と言い、
愛媛県や岡山県、兵庫県などに行けば、「マンプ」と呼んでいるそうです。

 

つまり、地方で呼び名が違うので、
各地方の方言でトンネルの事を指しているようですが、
では、「マンポ」の語源はどこから来たのでしょう?

 

「マンボ」の語源を調べてみた!

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説はいくつかあるようで、
マンホールからきたというのがひとつ。
「マンホール→マンホ→マンポ、マンプ」
確かに、言葉は似ていますが、
マンホールとトンネルの関係性は見当たらないですね。

 

発電所工事などの影響で外来語がいくつも入ってきて、
ドイツ語やフランス語から来たのではないかというのがひとつ。
砂利のことを「バラス」、水門は「ゲート」というので、
「マンプ」もそうなのかと思ったが、
ドイツ語やフランス語の辞書にそれらしき言葉が見当たらない。

 

一番近いのが、小学館の「日本方言大辞典」に載ってました。
まんぷ=トンネル。隧道。―福井県と京都府で使う。石川県の記載はないが石川でも言う。「まんぶ」「まんぼ」「まんぽ」などという地方が東北、東海などにみえる。語源は「まぶ(間府)」らしい。鉱山の坑道のことである。佐渡や北九州などの坑道の多い地方に残っている。
以前NHKラジオで三重県の人が「まんぷ」は水路のトンネルの意。「間風」と書くのではないかというのを聞いた。こういうのを民間語源というのでしょう。民間語源から言葉が変化する例は多い。

 

このように、はっきりとした真相は分かりませんが、
鉱山の坑道を意味する間府(まぶ)から来たので間違いないでしょう!

 

ではでは。

 

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